糖尿病レジストリー(DR in C)の構築 Diabetes Registry

我が国において糖尿病患者は1000万人を超え、今後更に増加することが予想されています。心筋梗塞や脳梗塞といった糖尿病による合併症も増加すると考えられ、その予防や治療の向上が期待されます。 また、我が国は世界を代表する超高齢化社会に突入しており、認知症やロコモーティブシンドロームなど、介護・福祉にとって重要な問題も糖尿病との関連が言われています。 そこで私たちは久留米大学病院を中心に筑後地区の病院や診療所と連携を取りながら、糖尿病患者さんのデータベースを作成し、超高齢化社会における糖尿病診療の在り方を考えていきます。

難治性クッシング症候群及び
サブクリニカルクッシング症候群に対する医師主導臨床試験 Intractable Cushing

難治性クッシング症候群及びサブクリニカルクッシング症候群はグルココルチコイドの自律性過剰分泌がみられ、合併する糖尿病、高血圧、脂質異常症、骨粗鬆症などの治療のみでは予後の改善が期待できない疾患です。私たちは細胞内コルチゾールに着目し、そのレベルを低下させる治療法を開発しています。難治性クッシング症候群及びサブクリニカルクッシング症候群患者を対象とし、11β-HSD1阻害薬による耐糖能改善効果を指標とした、安全性と有効性を確かめるPhase I/IIa医師主導臨床試験を行なっています。将来的には肥満メタボ型糖尿病の治療薬開発につながることが期待されています。本研究は、日本医療研究開発機構(AMED)平成28年度「臨床研究・治験推進研究事業」に採択され、九州大学ARO次世代医療センターとの共同研究です。

妊娠糖尿病の予後調査 Gestational diabetes

久留米大学病院では産婦人科学講座と協力し妊娠糖尿病の診療に力を注いでいます。妊娠糖尿病は周産期合併症のリスクとなるだけでなく、出産後の糖尿病発症も増加します。 私たちは妊娠糖尿病の患者さんの耐糖能を定期的にフォローし、妊娠糖尿病患者の予後調査を行うと同時に糖尿病発症抑制に取り組んでいます。