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研究活動

糖尿病患者の病態に関する研究
糖尿病患者のβ細胞機能はグルカゴン負荷試験や食事負荷試験で,インスリン抵抗性は人工膵臓による正常血糖クランプ法やサンドスタチンを用いるSSPG法で検討しています。これまでにβ細胞機能の低下に関わる因子や,インスリン抵抗性の指標について解析し,報告してきました。また,血中ケトン体濃度の日内変動と加齢に伴う変化についても明らかにしています。

糖尿病患者の治療に関する研究
当科では古くから血糖コントロールの解析に血糖持続測定器を用いてきました。インスリン治療については,持効型アナログ製剤の薬物動態や,インスリンポンプを用いた先進的な治療について報告しました。DPP-4阻害薬やSGLT2阻害薬の作用についても詳細な検討を行っています。

アディポサイトカインの新たな作用に関する研究
アディポネクチンやTNF-αの役割を,マウスを用いて研究しています。アディポネクチンについては,トランスジェニックマウスを作成して,寿命延長効果とNASHの発症予防効果を証明しました。アディポネクチンの作用機序に関してはWNTシグナルの重要性を明らかにしています。

概日リズムに関する研究
メタボリックシンドロームにおいては体内時計の位相がずれることを,マウスを用いた実験で証明しました。ヒトの肥満者の概日リズム異常についても臨床研究を行なっています。また,概日リズムに関連のあることとしては,睡眠導入薬を用いている糖尿病患者で,夜間に無意識でものを食べるという特異な食行動異常があることを報告しました。

糖尿病患者の心理に関する研究
糖尿病の患者さんは様々な精神的問題を抱えていることが多く,そのことがしばしば治療の妨げになっています。当科では患者さんのうつ症状と病態との関連や,ストレスへの対処法のパターンについて研究し,適切な指導を行なうようにしています。